“Goofy is Sleeping in a Red Bed”の歌詞の意味と英語教育に良いポイント

英語

ディズニー英語の歌について解説し、どんなことを学べる教材になっているかをお伝えしていきます。
今回は”Goofy is Sleeping in a Red Bed”です。

色の勉強、現在進行形の勉強、前置詞の勉強が詰め込まれたこの歌。

意味と文法上勉強になるところを紹介していきます。

Goofy is sleeping in a red bed,
In a red bed, in a red bed.
Goofy is sleeping in a red bed.
Goofy’s bed is red.

<意訳>
グーフィーは赤いベッドで寝ています。
赤いベッドで、赤いベッドで。
グーフィーは赤いベッドで寝ています。
グーフィーのベッドの色は赤です。

寝ている、は現在進行形にするんですね。”Goofy sleeps” ではなく、”Goofy is sleeping” を使っているところからすると、「寝ている」は現在進行形にするのがいいんですね。

「ベッドで寝ている」とはなっていますが、ベッドの上で寝ているなら ”on the bed” でもよさそうですが、おそらく日本語で言うところの「布団に入っている」に近い意味で使う言葉なのでしょう。そう考えると ”in” の方が中に入っている感じがしますね。普段のグーフィーは寝相が悪いイメージを持っていますが、一応この歌のページでのグーフィーはちゃんと布団かぶっていますし。

最後に言い換えの表現として所有格を使った文章も出てきているのが良いですね。一つの言い方だけでなく、別の言い方もあるよということを歌を覚えることで自然に身につくようになっていると思います。


Not yellow,
Not blue,
Not green,
But red!
Goofy is sleeping in a red bed.
Goofy’s bed is red.

<意訳>
黄色ではなく、青でもなく、緑でもなく、赤です。
グーフィーは赤いベッドで寝ています。
グーフィーのベッドの色は赤です。

“not A, but B” の表現がためになりそうですね。なんといったか…部分否定というんですかね。こんな表現、高校生くらいで習ったような記憶がありますが、子どもの頃から覚えてくれたら親としては興奮しそうです。はい、まだこの歌は歌えないですね。なんとなくメロディーくらいは口ずさんでくれますが。DWEは長期戦なので、焦らずいきます。

最後のフレーズについて、意訳では「グーフィーのベッドの色は赤です」としていますが、特に”color”とかは出てこないんですよね。回りくどくしなくても伝わるだろ、というのがアメリカ英語なんですかね。


Clarabelle’s eating green beans,
Green beans, green beans.
Clarabelle’s eating green beans.
Clarabelle’s beans are green.

<意訳>
クララベルは緑の豆を食べています。
緑の豆を、緑の豆を。
クララベルは緑の豆を食べています。
クララベルの前の色は緑です。
※この後部分否定のフレーズが入ります。

クララベルというキャラクターを初めて知った歌です。準レギュラー的ポジションかと思いきや、ちゃんとレギュラーっぽいですね。豆が好きなのか分かりませんが、このフレーズとしては”green”と”beans”の音が似てる、というのが音的に覚えやすい感じがするので、どちらかというと”green”にあわせて”bean”を持ってきたのかもしれませんね。

クララベルの本名を調べてふと思ったことがあるので、以下ボックスで余談です。

ミッキー・マウス、ミニー・マウス、ドナルド・ダック、デイジー・ダック、クララベル・カウ…こうしてみると、ミッキー達のファミリーネームは動物に由来しているんだなぁというのがなんとなく分かります。名前しかないチップとデールとかもいますが。

そんな中、「ん?」となるやつがいます。グーフィーです。グーフィーの本名はグーフィー・グーフ。なんだか韻を踏んでいていい名前じゃないのと思いましたが、上の例からすると何か動物を表しているんじゃないのかなと思って調べたところ…。

グーフ(goof)というのは「へま」「まぬけ」を指す言葉のようです…。確かにちょっとミスが多いおっちょこちょいな性格はしてますけおど、あんまりじゃないですかね…。しかもグーフィーには息子がいて、マクシミリアン・グーフというらしい。引き継いじゃったよ。

Daisy is wearing blue shoes,
blue shoes, blue shoes.
Daisy is wearing blue shoes.
Daisy’s shoes are blue.

<意訳>
デイジーは青い靴青い靴をはいています。
青い靴を、青い靴を。
デイジーは青い靴をはいています。
デイジーの靴の色は青です。
※この後部分否定のフレーズが入ります。

最後はデイジーですね。このフレーズで意外なのは「靴をはいているって”wear”を使うんだ!?」ってことですね。大人視点だとこれが一番驚きました。このフレーズの中でも”blue”と”shoes”は音が似ているので、”blue”に合わせて”shoes”を持ってきたのかなと思います。

ということで、この歌の良いポイントとしては

・ほかの歌にも出てくる色の単語をこの歌でも復習できる
・現在進行形、部分否定、所有格を使う文章、ベッドに使う前置詞、靴をはくのに使う動詞の勉強になる
・グーフィーの寝相が意外と良い

といったところですかね。

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