ディズニー英語システム(DWE)とは?
ディズニー英語システムは、英語を母国語としない日本の子供たちのために楽しく英語が学習できるよう考案された本物の英語習得プログラムです。
ディズニー英語システム 公式ページより
我が家にある日突然導入された子どものための英語教育システム(たまに大人も)。この記事は、ディズニー英語システムを購入しようか迷っている親御さんが、
んー、金額が大きくていきなり全部購入は勇気がいるな。効果を確かめる意味で中古にしようか。でもどれを買えば効果があるのかな・・・?
と疑問に思われているときのためのものです。
DWEの教材
きゅーらむは2019.8月にフルセット(ワールドファミリーパッケージ)を購入していますので、2019.4月のリニューアル後しか知りません。旧パッケージの比較はしておりませんのでご了承ください。
なお、以下はあくまできゅーらむの個人的感想です。レビュー、あるいは口コミの一意見というつもりで見ていただければと思います。また、購入時点で子どもたちは3歳と1歳です。これらの年齢を対象にして考えたとき、という前提になります。
メインプログラム
オススメ度 ☆☆☆★★(星3つ)
ミッキーたちがくり広げる楽しいストーリーから日常会話が自然と身につき、”聞くチカラ”と”読むチカラ”を養います。
ワールド・ファミリー㈱カタログより抜粋
- DWEブック&CD(ストーリー&ソング、ステップ・バイ・ステップ)
- ライト・ライト・ペン
- ベッドタイム・レビューCD
全ての教材がこのブックに連動しています。こどもへの英語のインプットを考えるなら、CDをかけながらブックを見る、というスタイルが基本になるかと思います。ライト・ライト・ペンはタッチしたページの話を読み上げる機能があるため、ご両親が英語を喋れないと効果がない、ということはありません。ブックの方が頭に入れば、CDだけ聞いているときも、「あ、あのページの話だな」というのが分かるようになるでしょう。
なお、きゅーらむはステップ・バイ・ステップ(SBS)は2019/11/24時点で未使用です。使って印象が変わったときは記事を更新します。
<良いところ>
CDはSDカードに取り込むなどデータとしてコピーが容易ですので、リビングでもお風呂でも車でも好きなところで聞けるようになります。英語を聞く時間は長ければ長いほど耳が慣れるので、応用の利くCD音源はありがたいですね。
<悪いところ>
悪い、というほどではないですが後述するミッキーマジックペンの効果が高すぎて、マジックペンが反応しないブックに対して、こどものイライラが爆発する場面が見られます・・・;
ライト・ライト・ペンとミッキーマジックペンの違いが分かる年齢になれば問題ないのでしょうが。
使用開始から4ヶ月の感想を記事にしました。下記リンクからどうぞ。
トークアロングカード(TAC)
オススメ度 ☆★★★★(星1つ)
英単語やフレーズの意味をかわいいイラストと愉快な効果音で教えてくれるカードで、”単語を聞き分けるチカラ”とその役割を理解します。
ワールド・ファミリー㈱カタログより抜粋
プレイメイト・エアーというカードを読み込ませる機械で遊ぶ仕掛けになっています。この教材もブックやCDに出てくる英単語・キャラクターの動作などと連動しており、「あの歌に出てきた○○という言葉は、こういう意味なんだな」と絵と音で理解できるようになっています。また、マジックスクリーンという赤・緑のフィルムがついており、ひとつのカードの中で2つの対照的な動作を理解できるような工夫がなされています。さらに、録音機能があり、機械音声→子どもの音声の順に再生されるようになっています。自分の発音のチェックができるというわけですね。
<良いところ>
歌と違ってひとつの単語、ひとつのフレーズに集中して何度でも流すことができるので、絵と音を結びつける効果は一番高そうだな、という印象です。自分の発音を客観的に聞けるというところも上達に寄与するでしょう。
<悪いところ>
枚数が多い!約500枚。もちろん多いということは覚えられる単語が多いということでもありますが、親からすると片づけが大変。あとこれは我が家だけかもしれませんが、子どもが使い方を覚えてくれません。1歳長男と3歳長女に時点で始めていますが、1歳では理解できず、3歳は話を聞いてくれないという有様でした。他のどの教材よりも根気が必要という印象です。
ストレート・プレイ(SP)
オススメ度 ☆☆☆☆★(星4つ)
DWEの映像は、言語習得を目的に開発されたプログラムです。映像を見て”理解するチカラ”を身につけます。
ワールド・ファミリー㈱カタログより抜粋
ブルーレイを見て映像と英単語を結びつけるということに特化した教材です。ディズニー映画のシーンから、動作と言葉が連動しているシーンを抜粋して流すようになっていますので、「この言葉はこういう動作のことだな」というのが分かるような仕組みになっています。また、ストーリー→歌の順で構成されていますので、歌で単語を覚えるという効果も見込めそうです。映像を流すという手軽さと、映像中の動きが音と連動している点で我が家ではよく使っている教材です。
<良いところ>
やはり映像と音がしっかり結びついているところでしょう。歌だけではないので、会話としての発音もちゃんと身につきそうだなという印象もあります。映像に出てくるのがディズニーキャラクターだけではなく同年代の子ども、という点も見る側の興味を引いている気がします。
<悪いところ>
満足度の高い教材ですが、あえて悪いところを挙げるとするなら「ブルーレイであること」でしょうか。動画データを移すことができれば、テレビ・PC画面でブルーレイディスクの入れ替えの手間なく再生ができるのですが、そうはさせないぞ、と。著作権の関係でできないようにしているということですかね・・・?
シング・アロング(SA)
オススメ度 ☆☆☆☆★(星4つ)
日常会話が楽しい歌になっているから、楽しく聞いて、歌って”聞くチカラ”はもちろん、自然に文法や構文も身につけます。
ワールド・ファミリー㈱カタログより抜粋
これもカタログからの抜粋ですが、”英語特有のイントネーションやアクセントをくずさずにメロディがつけられています。それがメロディを優先させて作られた一般の曲との大きな違いです”とのこと。ストレート・プレイで挙げた「歌は単語やフレーズを覚えるにはいいけど会話用の発音としては良くないのでは?」という私の疑問が良い意味で否定されています。
<良いところ>
CDはSDカードに取り込むなどデータとしてコピーが容易ですので、リビングでもお風呂でも車でも好きなところで聞けるようになります。英語を聞く時間は長ければ長いほど耳が慣れるので、応用の利くCD音源はありがたいですね。メインプログラムのストーリー&ソングよりさらに歌に特化しています。我が家の子どもには歌のほうが受けが良いという点でメインプログラムより☆一つ増やしています。
<悪いところ>
映像を見て、動作と一緒に覚えるというDWEの良い点を本とCDに分けているため、CDの内容を理解してもらうためには親が一緒に本を見る必要があるということ。ただし、本の方はモノを1つずつ絵を描くなど分かりやすい配慮がされている。
シング・アロングに関しては個別の記事を書きました。
プレイ・アロング(PA)
オススメ度 ☆☆☆☆☆(星5つ!)
子どもの発達心理学と言葉を習得する仕組みを研究して開発された体験型 英語習得プログラム。
ワールド・ファミリー㈱カタログより抜粋
もし中古で購入するのであれば、プレイ・アロング用のおもちゃも一緒に買うことをおすすめします。「映像に出てきたおもちゃ」というのは子どもにとってインパクトがあるようです。 映像が流れてくるとそのおもちゃを持って来ますし、お風呂ではカップやアヒルのおもちゃで遊んでくれますので、親が歌を歌いながら遊ぶと効果アップするかも?
<良いところ>
実際に親が子どもに言葉を教えるように、映像でも親子が動作と歌で、動きや色や数字を教えて行くというものです。親が子どもと触れ合いながらという点は、映像を見ている子どもたちも興味を惹かれるようです。
<悪いところ>
ディズニー英語システムの導入としてはおおよそ悪い点は見当たりません。敢えて挙げるなら、これだけだと単語数が少ない、ということでしょうか。これもブルーレイなのでミッキーメイトか他のブルーレイ再生機器がある環境でないと見れません。
ミッキー・マジックペン・セット
オススメ度 ☆☆☆☆☆(星5つ!)
専用のペンでタッチすると、ミッキーたちが話しかけてくる、わくわく楽しいインタラクティブな絵本で、語彙を豊かにします。
ワールド・ファミリー㈱カタログより抜粋
引用文はちょっと弱いですが、我が家では人気のセットです。最初にミッキーマジックペンを見たときは衝撃でした。タッチするところが本当に細かく設定されていて、数ミリの違いまで認識していますね。 どちらかというと1歳長男の方がよく馴染んでいるような気がします。 やはり英語教育は早い方が学習効果が高いということでしょうか。他にもアルファベットを遊びながら覚えるカード、動作を当てて遊ぶカードなどがあります。これらのカードは今のところ我が家ではカルタ遊び程度の意味しかないようです(笑)
<良いところ>
マジックペンは「タッチすれば音が流れる」という単純な操作ですので、一度絵本の表紙をタッチしてペンをこどもに渡してあげれば、好きなところをタッチして遊んでいます。そのうちこちらの動きを真似して、絵本の表紙をタッチすればいいんだなということも覚えてくれました。泊りがけのお出かけにも持ち運びしやすいですし、ペン自体に音楽が収録されているので、コントロールカードを使えば絵本なしでも曲が聴けます。
<悪いところ>
我が家は姉弟の二人兄弟です。ミッキーマジックペンが2本あるので喧嘩しつつもなんとかなっていますが、1本だけ買うという方は戦争を覚悟しておいたほうが良いでしょう。2本買ったとしても充電次第ではやはり戦争が起きます。子ども2人以上で使う場合、2本分の費用がかかるというのが悪いところになるでしょう、
その他
その他のセットとして、以下のものがありますが、スタートで選ぶには難易度が高い印象です。
ミッキー・マジックペン・アドベンチャーセット
アドベンチャーセットはマジックペン使用なのでこどもも使い方を理解してくれるとは思いますが、今は通常のマジックペン・セットのみで手いっぱいです。
アクティビティカードの方は少し理解するのが難しいようですが、「Fun and Adventures」の本の方は良く遊んでくれています。こちらの使い勝手としてはミッキーマジックペンセットと同じ感じですね。シングアロングとリンクしているのでそのうち効果が出てくるかも?
Q&Aカード
トークアロングカードが使えないと当然Q&Aカードも使えないので、まずは使い方を理解してもらうところからですね・・・。 トークアロングカードを抵抗なく使えると分かってから買うほうがいいと思います。
レッツ・プレイ
ブルーレイを見ながら体を動かしてくれています。しかし、他の教材の方がよく遊んでくれるのでレッツプレイもまだ使いこなせているとはいえません。クレヨンとか絵の具とか子どもが好きそうで大人が悲鳴を上げそうなおもちゃがたくさん入っているので、開ける時は覚悟が必要です。家が汚れる覚悟が・・・。
中古で教材を買うときのおすすめランキング!
以上、使いこなせていないものもありますが、一通り開けてみての正直な感想です。さて、オススメ度を出していますのでもうお分かりかもしれませんが、ディズニー英語システムを中古で買うときのオススメランキングです。
- プレイ・アロング(PA) オススメ度 ☆☆☆☆☆
- ミッキー・マジックペン・セット オススメ度 ☆☆☆☆☆
- シング・アロング(SA) オススメ度 ☆☆☆☆★
やはりプレイ・アロングが一番オススメです。英語としてそこまで難しくないものを使っていますので、まずは英語に慣れるための最初の取っ掛かりとしてはふさわしいはずです。
いかがだったでしょうか。
子どもへの英語教育の必要性について別の記事で書こうかなと考えています。
その際はまた見にいらして下さい。
それでは。
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