ディズニー英語を買わなかった人でも、体験版DVDをもらった人であればこの「What’s in Your Basket?」を聞いたことがあるのではないだろうか。
What’s in your basket, Minnie, Minnie?
What’s in your basket?
Tell us, please.
<意訳>ミニー、あなたのバスケットの中には何が入っているの?
私たちに教えてよ。
体験版を聞きまくった身としては、最早自然と出てくるほどのフレーズになっている。
難易度が低そうに見えるが、高校までの英語でこのような表現を習った覚えがない。
習った範囲ではWhat do you have ~ とか What do you put in~ とかだろうか。
be動詞+inだけで表現するというのは結構斬新というか、日本の英語教育でなさそうなやつである。
これと以下に並べる単語が映像とともに出てくる歌なので、これだけでもディズニー英語いいなぁと思ってしまう。
a hat
a cat
a house
a mouse
a flower
a tower
a bed
a sled
a chair
a bear
<意訳>
帽子、猫、家、ネズミ、花、塔、ベッド、そり、椅子、熊
韻を踏むという表現が合っているか分からないが、似た単語を並べて発音の仕方を覚えさせようという意図を感じる。ちなみに以前のバージョンでは”sled”ではなく”head”が入っていたらしい。バスケットの中に頭(あるいは生首?)が入ってたら引くわ。
さらにこれらの単語は他の歌の中でも出てくるため、この歌を覚えると他の歌を覚えるときのとっかかりにもなるというメリットがある。
これらの単語を組み合わせて、歌の中で掛け合いが始まる。
Is it a hat?
It’s not a hat.
Is it a cat?
It’s not a cat.
It’s not a hat.
It’s not a cat.
Oh.
<意訳>帽子が入っているの?帽子じゃないよ。
猫が入っているの?猫じゃないよ。
帽子じゃないよ。猫じゃないよ。 おー
正直こういうときの”oh”がどういう気持ちを表しているのか分からないけど…
最後のフレーズは段々と単語が積み重なっていき、ちょっとしつこいくらい「〇〇じゃないよ」が繰り返されていく。
ただ、ディズニー英語を大人の視点で聞いてみると(視点で聞くって変な日本語だな)、”not a” が「のーら」に聞こえて、
高校で「のっと あ」で覚えた身としてはこのレベルの英語の歌でも十分勉強になり、子どもたちの歌を聞いていても効果を感じる。
発音についてちゃんと勉強したことがなくても、(そういえば、”t” の音が入る「てぃ」も「とぅ」も「と」も、舌を上あごに付ける動きをするって意味ではラ行に近いんだなぁということを分からせてくれるのだ。
総評として、”What’s in Your Basket?”の良い点としては
・日本語英語でなじみのない”be in”の使い方を覚えることができる
・今後DWEでよく出てくる単語をいくつか覚えることができる。
・”not a”の発音を自然と身に着けることができる。
こんなところだろうか。
体験版DVDに入れるだけあって、なかなか充実した内容である。
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