キーワード選定の重要性
SEO対策としてキーワード選定が重要なのは色んなサイトで言われているけど、何故重要なのかはよく分からないな。
以前私のブログの中で「キーワード」は上位概念であり、キーワードから記事を作よりも、「たくさんの文章・ネタ・メモ」から記事を作るほうが漏れがなくすっきりするのではと書いたことがありました。下の記事の「見やすい構成をつくっていこう。」のところです。
今でもこの考えが間違っているとは思いませんが、ブログを書くための下調べをしているとキーワード選定の重要さや、どのようにキーワードを選んで行くかという情報がたくさん見つかります。
検索ボリュームのある(=人気のある)キーワードを選定して書くという方法もありますが、その場合もともとよく検索されるサイトに敵わないことがあるので、自分のサイトを強化する意味でのキーワード選定について私の考えを述べていきます。
この記事のキーワードは「キーワードは枝である」です。
情報の木の枝
キーワード選定は簡単にと言うとキーワードプランナーやUbersuggestで一つないし二つ、多くて三つ程度のキーワードを挙げて、そのキーワードがどれぐらい検索されているかを調べるものです。ブログを書く人であれば、1つのキーワードが他にどんなキーワードと一緒に検索されているかを探してそれをネタにするために使うことが多いでしょう。
キーワード選定について調べて行くと、「ビッグキーワードでカテゴリ分けする」という考え方がありました。これを見たとき、
「ああ、木の枝の話か」
と思いました。私の父が教えてくれた話のひとつで、「情報の木の枝理論」というのがあります。情報、あるいは知識というのは根元の方で繋がっていて、全く別の分野の話が今やっていることに繋がってアイディアが沸くことがある、だから幅広い知識が必要なんだよ。という話です。
木の枝の話とキーワードの話を結び付けて考えてみると以下のようになります。
木の枝の話が分かりにくいという方に、他にビッグワードでカテゴリ分けするのに近いテクニックとして、マインドマップや MECEという考え方があります。要は余すところなくキーワードを網羅し、アイディアをまとめるためのツールですので、興味のある方はご参照下さい。もしかすると別で記事を書くかも?
キーワード=木の枝
私はキーワード選定の重要性について自分が納得するために、一つの大きな木を思い浮かべてました。これが自分のブログです。そしてその木の枝のひとつひとつがブログの一記事だと考えました。この木の枝はマインドマップにおける中心キーワード、 あるいは MECE における大元の最初の言葉とも言えるでしょう。分類分けした上で記事を書くため内容が重複する という失敗も防ぐことができそうです。頭の中を整理する意味でも、Excelとかの表でまとめるのがいいかも。
- 木の幹に一番近い枝は、大分類のキーワード。(例:仕事)
- そこから枝分かれするのが中分類のキーワード。(例:上司)
- さらに枝分かれして小分類のキーワード(例:苦手)
- そして末端の葉っぱが極小分類のキーワード。(例:どう克服した)
- 大分類はメニューボタンにする。
- 記事を作る際にはタイトルに中分類~小分類のキーワードを入れる。
- 小分類、または極小分類のキーワード単位で記事を作っていく。
- 枝と枝は関連する記事として内部リンクさせる。
- これらによりまとまりのあるカテゴリー群ができる。
1で見やすいサイト構成に。
2で重複なく網羅的な記事分類に
3で魅力的な記事をつくり人を集め
4でサイト内を回りやすく
5結果としてサイトが強くなりSEO対策になる。 というところでしょうか。
特化ブログでいくか、雑記ブログでいくか。
特化ブログというのはその人にとって「伸ばしやすい枝」「広げやすい枝」ということになると思います。特化ブログは大きいひとつの枝からスタートして小さな枝に枝分かれをしていく、「まとまりのあるブログ」になるためサイトの構成も必然分かりやすくなるわかりやすくなると思います。こちらでスターとするとおそらく「リピーターを呼びやすいブログ」「早期成熟型のブログ」になるのではないでしょうか。
これに対して雑記ブログはあちこちに枝を伸ばし、それぞれの枝は短期間では大きくなりづらいため、記事のボリューム、サイトのボリュームに対する満足度が低くなると考えられます。一方で、あちこちに枝を伸ばしているため、いろんな人が探し当ててくれる「新規顧客を呼びやすいブログ」「大器晩成型のブログ」になるのではないでしょうか。
既に私のブログは雑記ブログでスタートしているのですが、以上のことを踏まえて改めて「雑記ブログ」で行こうという思いが強くなりました。
異なる2つの現象を見た時に、カテゴリー上は全く別のものであるのに根本は近いものだなと感じたことはないでしょうか。例えば仕事と子育て、仕事と料理、仕事とゲームは私の中で繋がりやすいです。
私の目指す雑記ブログというのはひとつの大きな木を作り、他の枝も見てもらって「何かに気付けるブログ」、「人に良い影響を与えられるブログ」です。(…ということにしようと今思いつきました。)
雑記ブログとしてちゃんと成立させ、この理想を実現するためには情報をうまく根元の方で繋げてやる必要があります。例えばこの集中するためのコツはこの分野で使えるとか、この作業の流れは何かに似ているよね、など汎用性の高い記事で繋げてやる。サイトマップもただのキーワードツリーでは視覚的に分かりづらいようであれば木の絵を書いて枝をクリックしてもらうとか?
まぁ・・・その前にまず記事数が100は必要か。がんばって記事書けってことですね。
がんばってこ。
まとめ
いかがでしょうか。
この記事こそまさに、父の「 情報の枝の葉理論」と「マインドマップ」と「MECE」が繋がった話でもありました。
キーワード選定=SEO対策 だけなのか?という命題への答え。
キーワード選定というのは「読まれるブログにするため」なのですが、元を辿れば「自分は何を提供できるのかと自分と向き合うこと」なんだなーということに気づいたきゅーらむなのでした。
みなさんは、何を提供できますか?何を提供してみたいですか?
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