【仕事が出来ない上司】から解放されたいあなたへ。

仕事

この記事では以下の3つの情報を提供します。
・「仕事ができない上司」との接し方、コミュニケーションの取り方
・上司に耐えられない場合の部署異動の仕方
・会社に絶望しても辞められないあなたが会社を辞めるためにおススメの本

自分で起業しない限り、就職すれば必ず誰かがあなたの上司になるでしょう。
就職して最初の上司というのは、あなたのその後の社会人生活やキャリアに大きな影響を与えます。それなのに「尊敬できない上司」や「仕事ができない上司」のもとで仕事をすることになったら・・・? やがてそれが「嫌いな上司」になり、会社に行くことも嫌になるのは時間の問題でしょう。

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上司を嫌いな理由ランキング ベスト3

上司を嫌いになる理由は大きく分けると以下の3つではないでしょうか。

とらさん
とらさん

仕事ができないところがイヤ

ぞうさん
ぞうさん

生理的にムリ

ぺんぎんさん
ぺんぎんさん

接してくる態度がイヤ

1番目に関してはこの記事で上司の利用方法をお伝えします。
2番目に関してはこの記事の部署異動の方法をおススメします。
3番目に関しては以下リンクの記事を参照にしてください。

3番目の方はこちらのリンクから。


仕事ができない上司との接し方

上司の仕事とは?

上司に求められるのは部署の目標達成と人材育成という2つのマネジメント能力です。これをこなすことができるのがいわゆる管理職であり、この手の仕事が得意なタイプは「マネージャータイプ」の人間と言えます。

一方で自分に振られた仕事をこなすことはできるけど、指示や指導が苦手という「プレーヤータイプ」もいます。残念ながらプレーヤーとしては優れていてもマネジメント能力は・・・ということもあります。

昨今の人手不足の影響で、上司自身がマネージャーとしてもプレーヤーとしても動く、「プレイングマネージャー」というタイプもありますが、実際には「うまく指示できないから自分が動いてしまう上司」と「年齢による繰り上がりで上司になっただけでマネジメントする気はない上司」がほとんどではないでしょうか。

仕事が出来ない上司はこう使え

上司との関係を含む「人間関係の悩み」というのは 仕事をやめる理由の1位・2位を争うほどの大きな要因です。とはいえ、あなたがまだ仕事をやめたいというほど思いつめていなくて、折角入った会社なんだからまだ頑張りたい、という気持ちがあるなら、以下のアドバイスを参考にしてみてください。

自分が上司になったつもりで考えよう

上司が仕事が出来ないのであれば、こっそりとあなたが上司を使ってやりましょう。こっそりですよ?表立って動けば上司の反感を買います。それはあなたへの評価にも悪影響を及ぼす可能性があります。あくまで、上司からは「上司の役に立つために動いている」と見せかける心構えで事を進めましょう。

部署の目標達成と人材育成のための良き礎になってもらおう

まず、自分が上司であったらこうするな、という行動を思い描いて下さい。上司の仕事は何でしたか?そう、部署の目標達成と人材育成です。そのために必要なことは・・・?状況によって違うでしょうが、この記事のテーマである「上司」に焦点を当てるなら、

  • プレーヤーしかできない上司はプレーヤーとして使う(目標達成)。
  • プレーヤーもできない上司は「同行」させて盾にする(自身や同僚の人材育成)。

ということです。

前者は具体的に言うと、

ねこさん
ねこさん

「○○の件で急いでこのデータを揃えたいんです。私はこっちをしますので、△△課長はこっちをお願いできませんか?」

うまさん
うまさん

「○○の件は私の方で進めます。□□の件は△△課長にお願いしていいですか?」

などと作業を分担してもらうこと。全部丸投げは成功率が低く反撃を食らうかもしれませんのであまりオススメしませんが、上司の性格次第では丸投げも可能でしょう。

後者の「上司を盾にする」は

いぬさん
いぬさん

「○○の件でデータをまとめました。問題なければ部長に説明に行きますので、△△課長も同席していただけませんか?」

などと言って自分が主体で進めてしまうこと。あるいは、同席をさせた上で、

「○○の件でですが、説明は私(あるいは同僚)に任せていただけませんか?」

と自分や同僚の活躍の場を作ること。仮にこれであなたや同僚が失敗しても大丈夫です、会社からすれば責任は上司にあります。その意味で「盾」として参加してもらっているので。
このようにして、最低限プレーヤーとして動く事が可能な上司であれば部署のための良き礎になってもらうことは可能です。


仕事が出来る上司のところに異動しよう

嫌な上司のところでずっと仕事をし続けたくはないですよね?前項で上司をうまく使えば、社内での実績を積み上げ、自分の評価を上げる事ができます。この段階にきたら、出来る上司のところへ異動する作戦を開始しましょう。ちなみに、自分は異動せずに上司を異動させる(潰すともいう)方法もなくはないですが、リスクが大きいです。ここでは触れませんが、記事を書いたときはご紹介します。

異動の最低条件

会社の規模に関わらず、社内上層とのつながりというのは重要です。異動を狙うなら尚更です。異動を決めているのは誰でしょうか?経営者?人事部?それとも上司からの推薦?会社によって異なるアプローチが必要ですが、最低条件は「こいつは使えるな」とか「こいつは他の部署のほうが能力を発揮できそうだな」と自分の商品価値を認めてもらうことです。ちなみに商品価値のない異動はただの左遷です(笑)

異動のためのアプローチ

異動のために自分からアプローチするのであれば、メジャーなのは

  • 「社内プロジェクトへの参加」
  • 「異動キーマンへのアピール」

でしょう。プロジェクトはタイミングが合わないとなかなか入れるものではないので、自分で立案することを視野に入れる必要があります。これについては別の記事で書こうと思います。ここでは 「異動キーマンへのアピール」 についてお話します。

経営者というのは自分の右腕になる人物、あるいは将来会社を支えてくれる人物を探しています。
経営者に、あるいは経営者とつながりのある人物に、「こいつを別の部署にやれば成長するかもな」「この上司のところに置いておくにはもったいないな」と思わせましょう。

ポイントは、

・いかに会社のことを深く考えているか
・そのために自分ならどんなことをするか、できるか

中身は会社の収益についてでもいいし、人材育成でもいいし、部署の課題についてでもいいです。
話すタイミングは、自分の仕事と繋がりがあるのであれば仕事中に、自分の仕事と直接関係ないのであれば飲み会など仕事以外のタイミングがよいでしょう。場所とタイミングを間違えると「ただのクレーマー」に見られることもありえます。
課題を提起して、いざチャンスが巡ってきたときには口だけでないことを証明しましょう。

異動は決まった。けど望む部署ではなかった、というときは?

「こいつ使えるな」と思ってもらえて、異動をすることになったとしましょう。でも、異動先が望む部署ではなかった、というのはありえる話です。そんなとき、あなたならどう考えますか?

  • 受ける
  • 受けない

結論は、「受けるしかない」です。
会社のトップに立っていない以上は、根本的にあなたは歯車です。もちろん、使えると思われている歯車であるだけ良い方なのですが。
もし異動の要請を断れば、経営者はどんな気持ちになるかを考えれば応えは決まっています。数年は我慢してその部署で働き、また異動アピールをしていけばいいです。

大事なのは、思った部署ではなかったからと言って腐らず、「自分がここに異動することになったのは意味がある」と考え、自分のプラスにすること、吸収することです。


会社には絶望している。でも辞めても就職先が見つかるのか怖いというあなたへ。

自分の人生を見つめる

自分の人生を、ちゃんと見つめることから始めよう。

ここまでは基本的に会社に残る方向でのアドバイスでした。しかし、こんな記事を読むほど追い詰められている人はその環境をプラス思考で捉えるようなことは難しくなっているかもしれません。

そんな人のために、ここからは仕事をやめるためのアドバイスです。

「やめたい」と「やめるために行動する」はかなりの開きがあります。やめたいという気持ちは固まっているのに、やめるための行動を取る為に何年もかけてしまう人も見たことがあります。

でもそれは、人生の無駄です。
我慢して、我慢して、自分が擦り切れていくのは、自分が可哀相になりませんか?
人として満足のいく時間を過ごしたいのであれば、本当はひとつの会社にだけ縛られることはないんです。会社の外にも世界は広がっています。

転職するなら、何から始めればいい?

まず、転職サイトに登録だけしておきましょう。
転職サイトはいざ調べてみると種類が沢山あり悩むかもしれません。

でも、何より大事なのはまず行動することです。
別に最初に登録した転職サイトで必ず転職先を見つけないといけないわけではありません。
しかし、「転職するために、まず一つ目の行動を起こせたんだ」という事実が、今悩んでいるあなたには必要なんです。

どの転職サイトでもいいです。今の嫌な状況を、今の嫌な自分を変えるためにまず行動しましょう。

仕事を辞めるための心の準備をしよう

上述のように、 「やめたい」と「やめるために行動する」はかなりの開きがあります。

心の持ちように開きがあるんです。

辞めたら色々困ってしまう、で止まるのはただの「やめたい」です。

辞めてもどうにかなる or 何と言われようと辞める、が「やめるために行動する」です。

まずは辞めてもいいんだという心の持ちようになるために、自分変わっていく必要があります。

そういうときには本がオススメです。あまり人に相談できる問題でもありませんからね。

まとめ

いかがでしょうか。
「仕事ができない上司」との接し方でした。
あまり露骨にやると人間関係が悪化しますので、「(仕事は出来ないように見えるけど、これでも○十年先輩なんだから、何か学べるところがあるはず)」くらいの心の余裕を持ちながらチャンスをものにしましょう。

もう既に会社に絶望していてやめるしか選択肢がない人は、まずは行動です。そして自分を取り戻しましょう。

この記事で解決できなかった、「接してくる態度が嫌な上司」に関しては以下の記事を参考にして下さい。

それでは。

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